ご挨拶

(一社)関西総合調査業協会のWEBサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

21世紀も早20年が過ぎ、ここ数年は感染症や社会情勢の変化など、世の中において様々な変化をもたらしています。私どもは平成15年10月に前身の「関西総合調査業協会」が設立され、平成24年4月に一般社団法人へと改組した、近畿2府4県で探偵業・興信業を営む業者が業界の健全な発展と社会的地位の向上を願って設立された協会で、ちょうど本年で20年目を迎えることとなりました。

この20年の中で私たち探偵業界においては、探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)が施行され、各種関連法令なども次々適用されることとなり、実務の上でも過去から比べると、随分と様変わりしてきました。

また、近年の人権意識の高まりにも大きな変化があり、社会構造が大きく変わる転換期を迎えていると実感することも多くなり、皆様の会社内においても「パワハラ」や「セクハラ」などといったハラスメントに関する事案や社内での出来事を体験することも多くなったと感じられているのではないでしょうか。

例えば「働き方改革」などの内容は、昔の探偵業を経験しているベテランの方などにすると、探偵業には合わないと感じられたり、LGBTなどいわゆる多様性に抵抗感を持ったりする方もいるかもしれません。

しかしながら、私たち探偵業・興信業を営む者としては、このような社会の変化に臨機応変に対応して、自社においても積極的に新しい考え方を取り入れていくことが、ひいては業界の健全な発展や社会的地位の向上につながるのではないかと思います。

私たちの協会においては、関連の各協会と共に探偵業法に定められている教育研修にも力を入れ、業務の適正化や効率化、技能や知識の向上を常に図り、より良い探偵業・興信業の発展に努め、協会内に苦情処理部門を設け、調査会社に調査をご依頼いただいたお客様からの疑問や苦情、各種ご相談にも真摯にお応えしてまいりたいと考えております。

今後ともお客様はもとより、調査担当者、相談員等事務所スタッフ、経営者の皆様、また、これからこの業界の将来を担う若い新人スタッフなど、全てのこの業界に関わる方たちのために尽力していきたいと思います。

一般社団法人 関西総合調査業協会
会長 横田 正人

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